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NieR年代記 15 — 水没都市の巨人と消えた9S

この物語の目次
  1. 水没都市の巨人、ともに戦った後に消えた9S
  2. 1. 城から戻った二人が受けた依頼
  3. 2. 水面に出たのは頭だった
  4. 3. 内側を狙う砲と電磁衝撃
  5. 4. 2Bが耐える間に9Sが探した武器
  6. 5. 目覚めたとき隣にいなかった者
  7. 6. 残った信号が指す深い場所
  8. 資料と確認範囲

水没都市の巨人、ともに戦った後に消えた9S

ネタバレの注意:ミサイル補給の支援任務、海の巨大機械グリューンとの戦闘、9Sの失踪と捜索を扱います。Aルートで2Bが見る戦いと、Bルートで操作する9Sの行動を、同じ出来事の異なる視点としてつなぎます。

廃墟の都市に立つ二人のアンドロイドと小さな機械で、人間のいない世界を表したAI制作の象徴的な挿絵。公式画面や特定の事件の再現ではありません。
廃墟の都市に立つ二人のアンドロイドと小さな機械で、人間のいない世界を表したAI制作の象徴的な挿絵。公式画面や特定の事件の再現ではありません。

1. 城から戻った二人が受けた依頼

森の城を出た2Bと9Sは、パスカルにA2のことを尋ねる。機械たちを襲ってきた危険なアンドロイドという情報はあるが、彼の知ることだけで彼女の過去すべては明らかにならない。二人は裏切りという言葉の結論を得る前に、再び移動する。レジスタンスには支援が必要な補給任務があり、戦争は個人の疑問への答えを待ってはくれない。

アネモネが依頼するのは、水没都市でのミサイル補給支援だ。先の地盤崩壊で現れた道から下水道を通り、海岸へ出ると、水に浸かった建物が見える。かつて道路があった高さと、今足を置ける場所は同じではない。人間のために設計された都市の、残った上層部分がアンドロイドの通路となり、海には補給を担う空母がある。二人はその船を攻撃する敵を防がなければならない。

最初から二人だけで巨大な海上兵器一体を倒すよう命じられたわけではない。物資を守り、襲ってくる敵を防ぐ支援から始まる。地上と空中の敵を処理して飛行ユニットに乗るにつれて、戦いの範囲が広がる。ほかのヨルハ戦闘員も作戦に参加しており、この戦況は2Bと9Sの二つの体だけで成り立ってはいない。

防ぐべき機械たちは補給船へ次々と向かってくる。二人はユニットの武器を使い、空中で敵と戦う。廃墟都市で巨大兵器を倒して飛び立った経験が再び続くが、今回は広い海と、その上を動く支援対象がある。建物の屋上へ下り、少し身を隠すだけで解決できる戦いではない。

2. 水面に出たのは頭だった

海からグリューンが現れ、任務の規模が変わる。最初に見えた部分だけでも、これまで戦っていた機械たちを圧倒する。巨大な口が空母を襲い、船は破壊される。守るはずの補給対象が目の前で崩れたのだ。物資を無事に通すため敵を除く戦いは、すでに現れた巨人をどう止めるか探す戦いへ変わる。

二人は巨大な体へ攻撃するが、火力を注ぐだけでは足りない。グリューンには強力な防御装置と電磁攻撃能力がある。アンドロイドの体も、乗っている飛行ユニットも、そうした攻撃と無関係ではいられない。遠くから弾を送っている間でも、敵が戦場を揺るがす力を使えば、部隊全体が活動能力を失いかねない。

2Bと9Sは小型の球状砲台を破壊し、内側の電磁防御装置を攻める。最初は一つの巨大な的に同じように撃ち続けるだけに見えた戦いが、それぞれの装置を崩す複数の段階に分かれる。周囲では小型の飛行機械も攻撃する。巨体に近づく危険と、周りの小さな敵を見失わない負担が同時に続く。

3. 内側を狙う砲と電磁衝撃

9Sは、外側の防御が強くても口の中には攻撃する隙があるかもしれないと判断する。二人は海岸の砲を使う方法に切り替える。空から外装をたたき続けるのではなく、敵が口を開く瞬間に中へ砲撃を入れる必要がある。海の上の戦いが、海岸に残された武器の使用とつながる。

ここでも役割は互いを補う。2Bが海岸の砲に乗って口が開くのを待ち、撃つ間、9Sはハッキングで運用を助ける。口の中へ三度命中させる過程を経るが、戦いは終わらない。Bルートでは同じ出来事を9Sの視点からやり直し、その支援を直接行う。2Bからはそばの助けとして過ぎた行動が、視点を変えると彼の解決すべき具体的な作業になる。

そこで巨人が体を起こし、最初に水面で見た塊が全身ではなく頭だったと分かる。その下の体まで海上へ出ると、兵士たちはさらに小さく見える。グリューンの体力が少し残っている、といった予想だけで終わりは見通せなくなる。二人は再び飛行ユニットへ戻り、巨人の装置と空中の敵に対処する。海岸からの砲撃成功は一段階の終わりにすぎなかった。

グリューンは強い電磁攻撃で部隊を脅かす。9Sが防壁を展開して2Bを守るが、二人は押し流され、そのまま戦闘を続けにくくなる。敵に通じる手段を見つけても、同じ場所でそれを使い続けられる状態が保たれるとは限らない。海岸と空を行き来して組んだ計画も、次の敵の行動に再び揺さぶられる。

ここでパスカルと、彼に従う機械たちの助けが入る。パスカルは二人を危険から逃す。村でフィルターやオイルを交換していた関係が、互いの体を救う行動につながる。アンドロイドを脅かす巨人も機械で、その脅威から助ける側も機械だ。今二人が生き残るために必要な区別は、敵という一つの名前より具体的である。

4. 2Bが耐える間に9Sが探した武器

パスカルの助けで再び動けるようになっても、グリューンは残っている。9Sは敵を倒す別の手段を準備するため、2Bから離れて動く。2Bは目の前の敵に対処して時間を稼がなければならない。隣で撃っていた仲間が持ち場を離れるのは戦いを諦めたからではなく、それまでとは違う一撃を用意するためだ。

2Bとパスカルは巨人の攻撃に耐えて戦う。グリューンの武装と防御装置への対処を続け、小型機械の攻撃も防ぐ必要がある。9Sの計画が成功する前に残った側が倒れれば、その計画が救おうとした者もいなくなる。異なる場所での行動が、同じ生存の条件を分担している。

9Sが見つけたのはミサイルだ。もともと守るはずだった補給物資が、巨人を終わらせる方法に直接つながる。彼は発射と誘導のため装置に近づいてハッキングし、自らミサイルを敵の口の中へ導く。安全な距離から発射命令だけ送る支援ではない。Bルートはこの過程を2Bが遠くで聞く結果だけにせず、9Sが危険を負って実行する行動として見せる。

ミサイルがグリューンの口に入り爆発すると、戦闘は終わりへ向かう。強い外部防御を突破できなかった戦いで、内部を狙う選択が効く。しかし9Sは安全なバンカーの机でボタンだけ押した支援者ではない。標的の近くでミサイルを扱った彼の体も、爆発の影響下にある。勝利の炎が同時に、仲間同士を引き離す衝撃になる。

5. 目覚めたとき隣にいなかった者

戦いの後、2Bは海岸で意識を取り戻す。周囲には巨人との戦闘の跡があり、海には倒れたグリューンの巨大な残骸が残る。だが一緒に戦った9Sはいない。戦闘終了の報告と、仲間が生きて帰った確認は別のことだ。海岸の工場では一緒にブラックボックスを爆発させたが、今回は2Bだけが自分の体で戻り、もう一人の居場所を知らない。

2Bは9Sを探そうとする。ポッドは通常の探知では捉えにくい微弱な信号を探すには、動的スキャナーが必要だと伝える。なぜ返事をしないのか、どこまで飛ばされたのか、体がどれほど損傷しているのかはまだ分からない。呼びかけに答えがないだけで即座に死が確定するわけではないが、生きているという漠然とした期待だけでも場所は探せない。

彼女はレジスタンスキャンプへ戻ってアネモネに助けを求める。アネモネは必要な装備を持つ双子につなぐ。デボルとポポルだ。レプリカントの時代の観察者と同じ名前と外見のアンドロイド二人が、今度は行方不明の仲間を探す装備を渡す協力者として現れる。前の時代の二人がそのまま生きてここへ戻った場面ではない。同じモデルの、別の二人との出会いだ。

双子が渡すのはポッド・プログラムA170スキャナー。2Bは装備して水没都市に戻る。戦闘後、一部のアクセスポイントや通信も正常に機能せず、必要な道を再び自分で通らなければならない。この往復は勝って新地域へ進む道とは違う。今生きて出たばかりの場所へ、見失った仲間の痕跡を読みに戻る道だ。ほかの兵士も全員が無事に帰ったわけではなく、捜索中には彼らの負傷や痕跡も確かめる。

6. 残った信号が指す深い場所

スキャナーを使って海岸のバスがある方へ進むと、損傷したヨルハ兵を見つける。その兵士の言葉から9Sが向かった場所の手がかりを得る。戦場を回って仲間の持ち物を一つ拾い、帰るような捜索ではない。別の生存者の言葉と装備の探知がつながって初めて、次の道を探せる。

痕跡は都市の深部へ向かう。エイリアンの艦船を調べたときに下りた地下につながる道が、再び目的地になる。あのときは二人で並んで下り、戦争を始めた存在を探した。今度は一人が下り、もう一人を探さなければならない。最初の調査は司令部が求める新情報の確保だったが、今の2Bには地下にいるかもしれない仲間を連れ戻すことが切実だ。

9Sの存在は、この捜索では普段と違う形で浮かぶ。一緒にいるときの彼は質問し、装備を分析し、道で会った相手に声をかける者だった。その声が消えると、ポッドの案内と弱い信号を頼りに一人で進む時間が生まれる。2Bは彼の役割を記憶から説明する代わりに、彼のいない道を実際に歩いて探す。

地下で待つのは、アダムが人間を理解するために作ったもう一つの空間だ。白く複製された都市には、人間の生活に似た形と、その中を満たしきれない不在が共にある。2Bが探す生きた仲間は、その空間を作った存在の関心に絡んでいる。水没都市での二人の分離は、単なる戦闘事故を超え、一人を使ってもう一人の感情を引き出そうとする出会いへ続く。

資料と確認範囲

ゲーム版のミサイル補給任務とグリューン戦、戦闘後のスキャナー入手と捜索を扱う解説です。9Sがミサイルを扱う具体的な支援は、Bルートの視点から補いました。グリューンの過去を説明する別場面は、後のBルートの回で扱います。アニメの異なる展開や舞台の後日談を、この出来事の場面として加えていません。AI補助による編集記事であり、原作の台詞・歌詞・小説本文は転載していません。資料確認:2026-10-18。

NieR:Automata — Steam

Grün — NieR Wiki

Flooded City — NieR Wiki

Popola — NieR Wiki

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