要点
『ファイナルファンタジー レゾナンス』は、モバイルタイトル『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』の要素を、HD2Dスタイルの伝統的なRPGへと変貌させました。本作は、善の力、クリスタル、そして悪の組織が登場する古典的な物語に焦点を当て、探索と発見が着実に進む体験を提供します。
戦闘メカニクスには魔法やアイテムといったおなじみのRPG要素が採用されており、敵のゲージを削ることで戦術的なダメージを与えるための追加ターンが得られる「スタッガーバー」システムが特徴です。中心となる「ビジョン」システムはジョブシステムと同様に機能し、クラウドやスコールといった歴代キャラクターをパーティメンバーに装着することで、新しいアビリティやパッシブバフを獲得できます。
PCGamesNのレビュアーは、本作を新鮮でリラックスできるレトロな作品と評価する一方で、『ファイナルファンタジーVII リメイク』のような現代の作品と比べるとシンプルすぎると感じられる可能性があると指摘しています。特に批判されているのはリミットブレイクの演出で、高精細なカットシーンがゲームの美学と調和しておらず、統合が不十分なうえにスキップできない点がフラストレーションの原因となっており、英語音声にもかかわらず日本語のままという点も指摘されています。
こうした技術的な不満はあるものの、レビュアーは『ファイナルファンタジー レゾナンス』をプレイヤーの時間を尊重した素晴らしい体験であると結論付けています。シリーズのファンや昔ながらのRPGファン双方におすすめできる作品です。


