要点

2026年10月24日、大阪電気通信大学とIGDA日本は、寝屋川キャンパスにて「大阪シリアスゲームデイ」を共催した。本イベントでは、ゲーム技術を活用して社会課題、教育、医療などの問題に取り組むシリアスゲームの可能性を探った。

同大学は最近、「ゲームソーシャルデザイン」専攻を新設した。教員らは、従来の専攻がゲーム制作そのものを目的としていたのに対し、この新しいプログラムはゲームを社会問題を解決するための手段として扱うと説明した。カリキュラムは研究と、ゲームメカニクスを現実世界のニーズに適合させることに重点を置いており、学生が行政や企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)分野でのキャリアを築けるよう準備させる。

教員らは、「シリアスゲーム」という言葉が時に難しさや面白みの欠如を連想させる可能性があるとしつつも、学生には実用的で親しみやすいプロジェクトに注力するよう奨励していると述べた。寺山教授は、学生の研究を通じてシリアスゲームの現在の定義を拡大、あるいは超越していきたいという意欲を語った。一方、魚井教授は、現代のデータ収集技術により優れたフィードバックループが可能になっていることから、この分野の進化に対して楽観的な見方を示した。

同大学は、ゲームデザインの本質を理解し、「ゲーム的な」特性を様々な社会セクターに応用できる卒業生の育成を目指している。教員らは、オープンなキャンパス環境を維持し、物理的空間と仮想空間の両方を活用することで、ゲームを不可欠な文化的・経済的インフラとして確立したいと考えている。

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