要点
『ファイナルファンタジー レゾナンス』は、モバイルゲーム『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』の物語を伝統的なRPGへと翻案し、ガチャ要素やマイクロトランザクションを排除した作品です。 本作にはワールドマップ、街、ランダムエンカウント、飛空艇が登場し、メインキャンペーンのクリアには約45時間を要します。
戦闘システムはアクティブタイムバトルではなく、ターン制のタイムラインを採用しています。 プレイヤーは属性相性とスタッガーゲージを管理し、『ファイナルファンタジーV』にインスパイアされた「ビジョンシステム」によって柔軟なパーティ編成が可能です。 レビュアーは、このシステムが戦術的な深みをもたらす一方で、プレイヤーが属性弱点を容易に突けるため、ボス戦が単調になることがあると指摘しています。
HD-2Dのアートスタイルと、シリーズの歴史的な楽曲をリミックスしたサウンドトラックは高く評価されています。 しかし、物語については、期待外れの台詞回しや、平凡なヤングアダルト小説のようなトーンであると批判されています。
プロダクションバリューは高いものの、ストーリーテリングはゲームの視覚的・音楽的な成果に比べて空虚に感じられることが多いです。 ビジョンは過去のファイナルファンタジーキャラクターのアバターとして機能し、象徴的な技や感情的な回想を提供します。 物語の不整合や予測可能な展開があるにもかかわらず、レビュアーは、特にやりがいのある終盤の戦闘や視覚的に印象的なカットシーンにおいて、記憶に残る瞬間のコレクションとして本作は成功していると結論付けています。


