要点
2026年10月10日、元子役のウィリアム・チャップマンが英国のヨークシャー・ワイルドライフ・パークでトラの檻に侵入し、死亡した。 この事件を受け、英タブロイド紙デイリー・メールは、この悲劇とファンタジーRPG『The Elder Scrolls V: Skyrim』との関連性を示唆し、被害者が現実と自身のゲーム習慣を区別するのに苦労していた可能性があると報じた。
デイリー・メールはチャップマンが『スカイリム』に関心を持っていたことを強調し、同作には巨大なサーベルキャットのような捕食者との戦闘が含まれていると指摘した。 同紙は、彼のオンラインゲーム習慣が精神状態の悪化に寄与したのではないかと疑問を呈し、彼が現実世界でファンタジーのシナリオを再現しようとしていたのではないかと推測した。
Windows Centralの編集者であるジェズ・コーデンは、Xで同紙の論調を批判し、動物園での事件をビデオゲームのせいにする論理を皮肉った。 彼の投稿への反応も同様の懐疑的な見方を示しており、ユーザーたちは『DOOM』や『GTA』シリーズ、さらには悪魔崇拝を助長すると非難された『ダンジョンズ&ドラゴンズ』といったタイトルを巡る、根拠のない道徳的パニックの長い歴史を指摘した。
今回の事件は、日本における『ゲーム脳』論争のような過去の論争と同様に、ビデオゲームを本質的に有害なものとして枠組み化しようとする根強い世界的傾向を反映している。 タブロイド紙の扇情主義を無視すべきだという意見がある一方で、こうした論調が何十年にもわたって不当にゲームメディアを標的にしてきたことを指摘し、ゲーマーはこうした根拠のない主張に異議を唱え続けるべきだと主張する声もある。


