要点
10月15日、米下院議員のリッチ・トーレス氏は「Power To The Players Act」の導入を発表しました。この法案は、デジタルタイトルが永続的な財産ではなく取り消し可能なライセンスとして提供されることが多いという懸念に対処し、消費者が購入したビデオゲームを所有し、遊び続ける権利を保護することを目的としています。
この法案は、連邦取引委員会(FTC)に対し、消費者がデジタルゲームを所有、プレイ、譲渡できるようにするための規制を確立することを義務付けるものです。さらに、オンライン機能を持つゲームについて、サポートサーバーを終了する前にオフラインモードを提供することを企業に義務付け、企業のサポート終了後にタイトルがプレイ不可能になる事態を防ぐことを求めています。
トーレス氏は、12月31日にサーバーサポートが終了予定の『NBA 2K25』の事例を挙げました。「Play Now」のようなオフラインモードは残るものの、「MyCareer」や「MyTEAM」といった機能は利用できなくなります。これは、企業がサービスを停止するとコンテンツが失われるという、現在のデジタルライセンスモデルの限界を示すものです。
今回の発表は、成立した法律ではなく、立法に向けた提案です。この取り組みは、デジタル譲渡の実現可能性や所有権の性質に関する議論を巻き起こしており、購入時の開示の適切さに焦点を当てたPlayStation Store関連の訴訟など、既存の法的措置とは明確に異なる動きを示しています。


