要点
KONAMIは、名作JRPG『幻想水滸伝II』を原作とした新シリーズ『幻想水滸伝』アニメを公開しました。太陽暦460年を舞台に、ハイランド王国軍の少年兵部隊に所属する幼馴染のリオとジョウイが、軍事的な陰謀によって引き裂かれる物語を描いています。本作は、今後発売されるゲームのリメイク版と合わせて、フランチャイズを再紹介することを目的としています。
KONAMIアニメーションが制作し、佐藤雄三監督が指揮を執る本作は、安定した作画と滑らかなキャラクターの動きが特徴です。しかし、レビュアーは二重構造の物語構成に重大な問題を指摘しており、テンポが混沌としており、原作ゲームの長年のファンにとっても情報密度が圧倒的すぎると評しています。
声優陣には熊谷俊輝、土屋神葉、日原あゆみに加え、小西克幸や中村悠一といったベテラン勢が名を連ねています。レビュアーは日原あゆみの演技を、キャラクターの本質を捉えていると称賛しました。アニメは1話の中で多数のキャラクターをうまく登場させていますが、メインプロットが進むにつれてこのテンポを維持できるのか疑問を呈しています。
最終的に、レビュアーはこの翻案を「有能だが欠陥のある作品」と位置づけています。技術的な職人技はしっかりしていますが、物語の実行には一貫性が欠けています。新規視聴者には4話まで見てから判断することを勧めていますが、物語に興味があるならゲームのリメイク版をプレイする方がより優れた体験になるかもしれないと示唆しています。


