要点

カプコンは、人工知能(AI)と自社エンジンに関する計画を共有しました。同社は6月に投資家向けに行った発表の中で、ゲーム制作にAIを活用し、スタッフがクリエイティブな作業に集中できる環境を目指す意向を示していました。

「Capcom Open Conference RE:2026」において、プログラマーの石田聡氏は、現代の制作における主要な課題に取り組む進行中のプロジェクト「REX Project」について説明しました。これらの課題には、大規模なゲーム開発に伴う膨大なバージョン管理や調整による制作の遅延、2,000人以上が使用するREエンジンにおける多言語対応やアクセシビリティの向上、そしてAIを単なる付加機能ではなく制作プロセスに直接統合する必要性などが含まれます。

REX Projectの一環として、カプコンはフォーマット間での新しいデータ処理標準の確立、作業者を支援するツールによるエンジンインターフェースの強化、そしてユーザーのシステム識別に基づいてテキスト言語を自動的に切り替える「RE:Log」という機能の開発を進めています。

石田氏は、ビジュアルスクリプトを標準的なコードに自動変換するツール「RE:Flows」を紹介しました。これは、コードの作成や修正といった反復作業をAIに任せることで、クリエイターがより創造的な作業に時間を割けるようにするというカプコンの目標を体現するものです。

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