要点

Chaosium Inc.は、近日発売予定のテーブルトークRPG『Call of Cthulhu: Old Ones』において、旧支配者「シュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)」の名称を「シュブ=ゴラス(Shub-Gorath)」に変更することを正式に発表しました。Gamefoundのプロジェクト更新を通じて発表されたこの決定は、元の名称が人種差別的な蔑称を連想させる可能性があるという懸念に対処することを目的としています。

同社は、学術的にはその名称が蔑称に由来するものではないとされているものの、自動コンテンツフィルターに頻繁に引っかかるという「スカンソープ問題」と呼ばれる技術的な問題が発生していると説明しました。さらに、H.P.ラヴクラフトが人種差別的かつ排外主義的な見解を持っていたという歴史的事実を考慮すると、元の名称が不快感を与える可能性があると指摘しています。

ゲーム内での設定変更の理由として、同社は本作がこれらの存在に正式な名称が付けられる前の、人類誕生以前の時代を舞台にしていることを挙げました。新しい名称「Shub-Gorath」は、ロバート・E・ハワードが創造した神「シュマ=ゴラス(Shuma-Gorath)」から着想を得ています。Chaosiumは、この改変は初期の神話作家たちの協力的な伝統に沿ったものであると述べています。

この発表はコミュニティ内で賛否両論を巻き起こしています。多くのファンは無関心な一方で、反対意見を表明する者もいます。特に、『クトゥルフの呼び声』のオリジナル制作者であるサンディ・ピーターセンは、X(旧Twitter)上で同社の決定を擁護することはできないと公言しました。

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