要点

『GANTZ』の作者である奥浩哉が、漫画業界からの引退の意向を正式に発表した。作者は自身の公式Xアカウントにて、現在連載中の『還暦姫』の完結をもってキャリアを終える予定であり、すでに十分描き切ったと感じていると述べた。

作者は今年に入ってから2月や5月にも引退の可能性を示唆するなど、引退の意向を表明していた。『還暦姫』第1巻の発売に際し、奥は60歳の誕生日を目前に控え、本作が自身の最後の作品になると語っていた。

8月のインタビューで奥は、新しい物語を構想し作画を行うためのモチベーションやエネルギーがもはや残っていないと説明し、引退の決断に至った経緯を語った。1988年から38年間にわたる長いキャリアを持ちながらも、プロとしての活動を続ける体力が不足していると感じているという。

最後のプロジェクトについて奥は、『還暦姫』の中年キャラクターたちに自身や制作チームの経験を投影したと明かした。過去の作品に見られたエイリアンやUFOといったSF要素はないものの、読者には完結まで物語を見届けてほしいと呼びかけている。

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